COLETTE BLOGブログ
これからの季節、西日による葉焼けにご注意を!@山口
みなさんこんにちは。
7月に突入し、相変わらず暑い日が続いております🌞
しばらく天気の良い日も続いていましたが、現在台風4号の発生により、今週半ばにかけて西日本の太平洋側を中心に大雨のおそれが。
台風の動きが遅いため、影響が長引くこともあるようです。
土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫などに警戒して安全第一でお過ごしください!
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さて、コレットのお庭を歩いていると、シマトネリコの木に花が咲いていました。
お庭のシンボルツリーとして人気のあるシマトネリコですが、開花時期の様子はあまりお届けしたことがないなと思いパシャリ✨
5月下旬~7月が開花期のシマトネリコ。
いつもはスタイリッシュな佇まいですが、花をつけると所々フワフワの飾りをつけているようでフェミニンさも感じますよね😌
↑ 逆光でわかりにくいですが、木全体にまんべんなく咲いています。
花は、花冠が3~4裂しており、咲き進むと反り返ったようなフォルムに。
黄色~淡いオレンジ色の葯がアクセントになっていてgoodですね!
蕾も丸くてかわいいです😊
花後には豆のようなサヤに入った果実を実らせます。
ちなみに、シマトネリコは、日によく当たる場所では横に、日陰に植わっているものは上に伸びる傾向があり、日の当たり方によって樹形が変わっていきます。
なんとなく植えたら、どんどん横に広がっていってスペースをとるなぁといったお悩みや、
上に伸びすぎて、高いところの剪定が大変になってきた!というお悩みにもつながりますので、
植える場所の環境はきちんとチェックしておくと◎
ちなみにシマトネリコに似た名前で、トネリコという植物もあります。
どちらもモクセイ科のトネリコ属ですが、大きな違いは、シマトネリコが常緑樹であるのに対しトネリコは落葉樹である点!
冬になったら葉が落ちてしまいますが、季節の移ろいを楽しみたい方にはおススメの植栽です。
また、トネリコの方が葉が大きいので、目隠しのように隣の家との境や門柱の横などに植えるのもgood!
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この週末、海に行く機会がありましたので、皆様にも日本海に沈む夕日をシェアしちゃいます😉
太平洋に面している地域に住んでいる人は、海に沈んでいく夕日を見たことがないのかしら…
海から出てくる朝日は見られるんだろうな…なんてことを考えながら見ました😂
夕日ってきれいなんだけど、夏場は注意しないといけないことが一つ。
お庭に置いてある植物が、西日による葉焼けを起こしていないですか?
夏の西日は、昼間の高気温で樹木も弱っている処に、まだ強い光が葉影を斜光する角度で入射してくるため、葉焼けを起こす状態になりやすいんです!
実際、コレットのガーデンルームに置いていた植物もいくつかダメージをおってしまいました…😣
↓ 葉やけして黒くなったオリーブ
↓ 所々葉が傷み、変形してしまったカランコエ・ベハレンシス
↓ 黄色く変色してしまったミルクブッシュ
植物が、根から水分を吸い上げて体全体にいきわたらせ、最終的には葉っぱから水蒸気を放出する、
蒸散作用を行っていることは皆さんご存知のことと思います。
植物はこの蒸散作用によって、体全体の水分の調整と、体温の調整をしているのですが、
気温が上がりすぎると蒸散作用が追いつかなくなり、植物の体温が上昇したり、水分が枯れた状態になってしおれていきます。
このような状態になると光合成する力が弱まるので、結果的に葉焼けが起きてしまう原因となってしまうんですね。
植物が葉焼けした場合、緑の葉っぱに戻すことはほぼ不可能です😢
なので、まずはとにかく葉焼けをさせないことが大切!
室内に取り込み、強い日差しが当たらない場所に置いたり、
屋外にある植物は葉水や打ち水などをして、植物の体温の上昇を抑えてあげましょう!
それでも葉焼けしたときは、葉焼けした部分は切って取り除きます。
崩壊した組織をそのままにしておくと、余分に体力を使ってしまってより弱ってしまいます。
植物はしゃべりませんし(あたりまえ😅)、環境に合う/合わないでも育ち方は大きく変わってくるので、季節を問わず管理には気を遣いますが、それでも手をかけた分イキイキと育ってくれているととても嬉しいし、精神的にも癒し効果を感じられますよね😄
ひとつひとつ育て方のポイントをおさえながら、植物のある暮らしを楽しんでいきましょう!