COLETTE BLOGブログ
お庭に”アレ“を取り入れると涼しくなります!@山口
みなさんこんにちは!
お盆明けの月曜日、いかがお過ごしでしょうか?
普段昼間は扇風機だけで過ごすブログ担当ですが、このお盆は外にいても家の中にいてもとにかく暑くて、
これは我慢していたら危険だとエアコンをつけました!涼しい~(;O;)
話は変わって、お盆期間中あるものを発見しました!
たわわに実るこの実、何の実かわかりますか?
これは、椿の実なんです!
最初いちじくかと勘違いしました…(^-^;
花はもちろんのこと、実も深みのある赤色で見ごたえがありますね。
この実、もう少しすると弾けるように割れて、黒い種が出てきます。
この種を乾燥させて、細かく砕き、水で煮ることで出てきた油をこすことで、椿油がとれるそう。
整髪料としてよく知られる椿油ですが、他に食用油、金属類の錆止め、革のお手入れなど幅広く使えるようです。
椿油を採取するのはなかなか手間のかかる作業ではありますが、チャンスがあればぜひやってみたいですね!
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さて、とにかく暑い日が続く今日この頃。みなさんなにか暑さ対策はされているでしょうか?
耐え難いその暑さ、お庭をちょこっと変身させたら今より涼しくなるかも!
以前にも、夏の暑さ対策として、テラス屋根、オーニング、シェードの紹介をしました。
(↓ よかったらご一読ください(*^^*))
これらは、上から降り注いでくる太陽光を遮断するという感じでしたが、今回注目するのは足元の部分!
みなさんのお庭の地面、何で覆われていますか?
コンクリートで覆われた地面は、真夏の日射で表面温度が60℃近くまで上がります。
コンクリートが蓄えた熱が、大気を再加熱することで気温はどんどん上昇。
頭上からの日射と、足元からの照り返しのダブルパンチで、
実際の気温よりもとても暑く感じるような環境になってしまっているんですね。
またこの状態は、外にストーブを並べて家をガンガンに温めているような状態なんだとか!
そのため、冷房効率が悪く余計な電気代がかかっているなんてことも…。
夏は雑草がどんどん生えてくる時期なので、いっそコンクリートを打ってしまおうと考えられる方もいらっしゃると思います。
しかし、逆にお庭に緑を取り入れることで、毎年やってくる夏がちょっと快適になるかもしれないんです(*^^*)!
緑に覆われた地面はそうでない地面に比べ、なんと10℃も涼しく感じるそう!
これは、植物の蒸散作用によるもの。
植物は葉っぱの裏から水蒸気を出して水分量の調節をしており、気温が高ければ高いほど多くの水蒸気を放出します。
この蒸散作用のおかげで、緑で覆った地面は日射を受けても表面温度が上がりにくく、夕方以降は気温よりも涼しくなるそう。
地面を覆う植物をグランドカバーと言いますが、これをお庭に取り入れることで、お庭の見栄えが良くなるだけでなく、
こういった機能面でも一役買ってくれる優れものなんですね。
グランドカバーの代表といったらやはり一番に思いつくのは芝ではないでしょうか。
日差しの照り返しをやわらげてくれ、打ち水をした際もコンクリートより蒸発が遅いので
その効果が長持ちします。
人工芝でも上記のような効果は得られますが、蒸散作用はないため、
お手入れの手間はありますが、涼しさを求める方は天然の芝がおすすめです。
セダムはちょっとおしゃれなお庭に。
北半球をに広く分布する多肉植物で、その品種はなんと500種類以上と言われています。
色んな種類のセダムを植えて、その違いを楽しむのもいいですね。
葉っぱの形がとてもかわいらしく、中には紅葉するものもある為、変化を楽しみながら暑さ対策もできちゃいます!
和テイストなお庭にはリュウノヒゲやハツユキカズラが似合います。
常緑なので一年を通してお庭を綺麗に彩ってくれますよ。
この他にも、ミント、アイビーやヒューケラなどもグランドカバーにおすすめの植物です。
植物は温度を下げるという働きだけでなく、さまざまな季節の楽しみを感じさせてくれたり、
植物の手入れをすることでリラックス効果が得られることも科学的に分かっています。
この夏のおうち時間に、ぜひお庭に緑を取り入れる活動して、身も心もフレッシュに過ごしませんか?(*^^*)
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今日も最後までお読みいただきありがとうございました!
気づけば8月も後半戦突入ですが、まだまだ暑さは続きそうです。
今週も猛暑予報が出ているので、皆さんも体調管理に気をつけながらお過ごしくださいね。
ブログ担当:A